本作W主人公の宮崎ヒヨリ、青山吉能が登壇した第1話先行上映イベントレポート公開!
2025年6月13日、東京・アニメイト池袋本店にて、『フードコートで、また明日。』の第1話が先行上映されるイベントが開催! 本稿ではその模様をお届けします。
19時になると、原作ファンやキャストのファンで埋め尽くされた会場が暗転し、世界で初めて第1話が上映されました。フードコートでたわいもない話をする和田と山本の様子に、観客の皆さんは釘付け!
上映が終わると、和田役の宮崎ヒヨリさんと山本役の青山吉能さんが、劇中に登場する制服姿に扮してステージに登壇。青山さんのマイクが入らないというアクシデントに見舞われつつも、そのキャラクターとの酷似っぷりに会場からは拍手が巻き起こりました。
とはいえ、初めての先行上映イベントということで、宮崎さんはステージの上で緊張中。「今日は観客の皆さんのことをカボチャだと思います!」と宣言しつつも、「和田はよく喋る子……」と第1話の感想を流暢に語り出しました。また、どういった芝居をすればいいのか収録時にはとても悩んだそう。
一方、青山さんは金髪ギャル役が初めてとのこと。「私は山本のようにクールに淡々とツッコむような性格じゃないんですよ!」と観客に呼びかけつつ、「英語のセリフは、台本を読んだ時には唖然としました」と明かしました。宮崎さんはその収録時の青山さんについて「ずっと英語のガイド音声を聞いていましたよね(笑)」と隣にいたからこそのエピソードも。
30分間の中で短いエピソードが4話も詰まっている第1話。宮崎さんは最初のエピソードである「WADA1234(読み:ダブリュエーディーエーいちにさんよん)」が特に印象深いそうで、「二人の仲の良さが垣間見得たエピソードでした」と振り返りました。
「普通、アニメだと出会いから始まるのがセオリーなのに、いきなり関係ができているところから物語が描かれるのが面白い」としつつ、青山さんはいつもならキャラクターとともに共演者と関係性を深めていくところなので「最初からひよたって呼んでいいのかな……」と悩んでいたそう。「第1話はまだ初めて収録した頃だったので、よぴさん(青山)から声を掛けてくださって嬉しかったです!」と宮崎さんが笑みを浮かべる一幕も。
また、第2話で登場するクラスメイトの斉藤さんや、ソシャゲのキャラクター・エイベル公爵についてもお二人が紹介。果たしてどんな登場の仕方をするのでしょうか……?
そんなイベントでは、キービジュアル第2弾と合わせて、放送・配信情報が解禁。7月7日の初回放送という情報に対し、青山さんが「まるで織姫と彦星だね」と放つと、会場からは笑いが巻き起こりました(なお、宮崎さんは唖然としていて……)。
作品の舞台である宮城県各所とのコラボ情報については、思わず会場から歓声が!イオンモール名取にディッパーダン、東北楽天ゴールデンイーグルスと名だたるラインナップに慄きつつ、セレモニアルピッチについて触れる場面では「どうですか肩の調子は」と青山さんは宮崎さんの投球について心配。「毎日バッティングセンターに通います!」と宣言する青山さんでしたが、果たしてバッティングセンターに投球する場所はあるのか……!?
そんなお二人にユニフォームが作られるという情報が届くと、「じゃあ、本当に140km/h投げないと!」と二人は真剣な表情を浮かべました。
Blu-ray発売情報も解禁されファンからの熱が高まったところで、先行上映イベントは終幕へ。
「ぜひこれからも『フドあす』をよろしくお願いいたします!」(宮崎)&「和田山本と同じくらい、よぴひよたコンビも応援よろしくお願いします!」(青山)という挨拶でお二人が締めくくり、イベントは閉幕となりました。
この夏は『フドあす』漬けの日々になりそう……! そんな予感がする先行上映イベントとなりました。
撮影:伊藤真広(TRANSISTOR)
取材・文:太田祥暉(oriminart)